ウォーレン・バフェットによる才能ある人材を素早く見つける方法

Posted 12th April 2022 • Written by Marcel Schwantes on inc.com •

サマリー:

ウォーレン・バフェットによれば、素晴らしい人材かどうかをすぐに見つける方法として、下記に注意しているそうです。

「私たちは採用を行う時に以下の3つを見出そうとしています。1つ目は知性、2つ目は自主性とエネルギー、3番目が誠実さです。誠実さがなければ、最初の2つがあってもダメです。誠実さのない人を採用するなら、怠け者、常識のない者であることになってしまいます」

記事全訳:

  • Berkshire Hathawayの会長兼CEOであるウォーレン・バフェットは、優れたリーダーシップのアドバイスに事欠かない人物です。バフェットの成功の最高の尺度のひとつは、自分の評判である、評判はかけがえのない財産であり、日々守るべきものだと彼は言います。

    素晴らしい評判を維持するための核心は何でしょうか? 自分のインテグリティを危険にさらさないことです。ビジネスには、困難でリスクの高い決断がつきものです。だからこそ、どの道を進むべきかの岐路に立ったとき、誠実に話をすることが最良の選択となるのです。

    この話を適切な人材の採用にまで発展させると、適切なポジションに就く求職者を評価する際に、誠実さは譲れないものであるべきです。バフェットは、このことをよく理解しています。 彼は、この不朽のアドバイスをあらゆるところで引用しています。

    「私たちは人を雇うとき、3つのものを見ます。知性、自発性、エネルギー、そして誠実さだ。なぜなら、誠実さのない人を雇うのであれば、怠け者で間抜けな人を選ぶことになってしまうからだ」

    誠実さの重さは最も重い

    バフェットは、企業の最大の問題を解決するために、賢く、革新的な知識労働者を連れてくるときのIQの重要性を否定しているわけではありません。しかし、優秀で、カリスマ的で、クリエイティブな天才を採用した後で、彼らが不誠実、詐欺、ナルシズムの武器で士気と企業文化を破壊するのを見たことがある、といいます。




    もしあなたが迷っているのなら、バフェットが挙げる、知性や経験、技術的な適性よりも、誠実さを重視して人を雇うべき理由を、以下に3つまとめてみます。

    1. 真実を語る人

    自分の真実を素直に話す人は、誠実なブランドや職場を求める人にとって、とても魅力的な存在になります。また、真実への志向を持つことで、人々は互いにつながり、変化を受け入れ、不正を拒絶し、真の結果を得ることが容易になります。

    2. 約束を守る

    誠実さを語る人は、約束を守り、約束を実現します。また、ミスや失敗を許容しますが(結局は人間ですから)、外部の影響を受けずに高い基準で責任を持ちます。

    3. 対立をうまく処理する

    人間が関わる以上、対立は避けられません。誠実な人は、対立から逃げたり人を避けたりするよりも、耳を傾け、さまざまな視点を取り入れることで対立を切り抜ける方が、問題解決への近道であることを理解しているのです。

    バフェットは、誠実さを持つことで得られる競争優位性が、人々を良い選択へと導くことを理解しています。これは、ビジネス上の判断に役立ち、あなたの評判を守ることになります。そして、それは誰を雇うかから始まるのです。

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