求職者はインクルーシブで尊重ある職場文化を重視
Posted 8th April 2026 • Written by Hannah Ross on hrmagazine.co.uk • • • • • •
2026年4月8日掲載 • Hannah Ross(hrmagazine.co.uk)
チャリティ業界向け求人サイト CharityJob の調査によると、求職者の約3分の2(72%)が、応募先を決める際に「尊重され、インクルーシブな職場環境」を最も重要な要素の一つと考えていることが明らかになりました。この調査は3月2日に発表されました。
2,863人の求職者を対象に行われた調査では、回答者に「応募を決める際に最も重視する5つの要素」を選んでもらいました。
尊重とインクルージョンの次に多く挙げられたのは「前向きなマネジメントスタイルと自律性の実感」で63%。続いて「雇用の安定(52%)」「オープンで透明性のあるコミュニケーション(48%)」「社会的にポジティブな影響(41%)」が上位に入りました。
また、5つの要素を重要度順に順位付けしてもらったところ、最も多くの求職者(33%)が「雇用の安定」を第1位に選びました。尊重され、インクルーシブな職場はわずかに下回り32%でした。
心理測定プラットフォーム TestGorilla の人事責任者 Olive Turon は、HRマガジンに対し「候補者は、自分が何を求めているかを以前よりも慎重に見極め、企業の掲げる文化が現実に即しているかを確認します」と指摘しました。
Turon氏は続けてこう述べています。
「アドバイスはシンプルです。正直であること。組織内でインクルージョンが実際にどう機能しているのか、具体的な行動や制度を示すことです。文化を本物として示すことで、候補者は自らその職場を選択できます。こうして、多様性だけでなく、真にエンゲージしたチームを作れるのです。」
競争が激しい市場では、求職者が失業期間を長く過ごす中で、どの組織に参加するかの選択にはより大きなリスクが伴うと、コンサルティング会社 Signature Recruitment の共同創業者兼ディレクター Evelin Zauchner 氏は述べています。
「間違った環境に入ってしまい、再び就職活動をやり直すことになるリスクを、求職者はますます警戒するようになっています」とZauchner氏は言います。
インクルーシブで尊重ある環境づくりは、「方針よりも日々のリーダーの行動から始まる」とZauchner氏。
「従業員の意見が本当に聞かれているか、マネージャーが自律性を信頼して任せているか、昇進の機会がオープンで透明性があるかが、日常の行動から伝わります」と述べました。
Turon氏も同意し、こう続けます。
「この環境を作る出発点はリーダーシップの合意です。経営陣が、自社におけるインクルージョンと尊重が何を意味するかを明確に定義し、それを全員が従う会社の価値観や行動指針に落とし込むことが重要です。」
またZauchner氏は、求職者は採用プロセス自体で組織文化の印象を受けることが多いと指摘しています。
「面接の進め方、連絡の迅速さ、候補者の経験をどれだけしっかり聞くかなど、些細なことが内部での扱われ方を示す強いサインになります」と述べました。
Turon氏はさらに、企業文化は「個別の取り組みではなくシステムとして捉えるべき」と強調します。
「多くの組織は意図は良くても戦略的な基盤なしにプログラムを開始しており、ワークショップや意識向上デーが点在するだけになっています。
代わりに、企業は従業員ライフサイクルのあらゆる段階で価値観を強化するプロセスを設計し、日々の習慣や接点を通じて文化的なコミットメントを生きたものにするべきです」と結びました。
この調査は2025年11月、CharityJobの候補者2,863人を対象に行われ、「Expectations and Values at Work: A Generational View 2026」レポートとして発表されました。
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