従業員の9割が「ロイヤルティはスキル向上への投資次第」と回答
Posted 30th March 2026 • Written by Newsdesk on theglobalrecruiter.com • • • • • •
2026年3月30日掲載(theglobalrecruiter.com/Newsdesk)
Emergnの調査によると、従業員の学習やスキル開発に投資しない企業は、知らず知らずのうちに人材流出を加速させている可能性がある。回答者の89%が「スキル向上(アップスキリング)に積極的に投資してくれる企業に対して、より高い忠誠心を持つ」と答えており、プロフェッショナル開発が従業員ロイヤルティを左右する重要な要因となっていることが明らかになった。
この結果は、求職者や従業員の企業評価の基準が大きく変化していることを示している。学習機会はもはや「福利厚生」や「離職防止策」ではなく、当然備わっているべき前提条件となりつつある。AIの進展によって求められるスキル水準が高まる中、従業員は「自分の市場価値を維持・向上させてくれる企業か、それとも取り残されるのか」という観点で企業を評価している。
本調査は、英国と米国のCEO、CTO、COOなど上級管理職751人の知見をもとに実施され、学習機会やマネジメントの質、キャリア成長に対する意識の高まりが浮き彫りとなった。主な結果は以下の通り:
- 70%が、AIの普及により企業の研修制度への関心が高まったと回答
- 81%が、従業員のスキル向上は企業の責任であると認識
- 64%が、十分な研修制度のない企業には応募をためらうと回答
- 50%が、リーダーシップに問題のある上司を理由に転職を検討
- 43%が、マネジメント研修の不足が生産性低下の一因と回答
- 32%が、AIの変化に対応するための研修が不十分と感じている
- 27%が、研修不足により競合と比べて生産性が低下していると認識
また、マネジメント能力の不足が問題をさらに深刻化させていることも明らかになった。68%が「自分の上司には追加の研修が必要」と回答し、28%がリーダー育成の機会不足を指摘している。企業は従業員のエンゲージメント低下とチームのパフォーマンス不振という二重のリスクに直面している。
こうした状況から、研修は単なる支援機能ではなく、ロイヤルティや能力、業績に直結する競争優位の源泉となっている。
Emergnの会長兼CEOであるアレックス・アダモポウロス氏は次のように述べている。
「テクノロジーは変化を加速させるが、意味のある変革を生み出すのは人です。優秀な人材ほど継続的な学習と成長を求めており、それに投資する企業はより強靭になり、優れた成果を上げることができるでしょう。」
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