面接に呼ばれるかどうかを予測する「履歴書の隠れた指標」
Posted 20th January 2026 • Written by Donna Svei on fastcompany.com • • • • • •
採用担当者(意思決定者)があなたの履歴書を長く見れば見るほど、面接に呼ばれる可能性が高くなることをご存じでしょうか。
最近の研究では、アイトラッキング(視線追跡)と機械学習を組み合わせて、履歴書がどのように評価されているのかを分析しました。その中で、最も実用的な結論は次の点です。
「職務経験(Experience)」セクションを見ている時間が、面接への招待を予測する。
そこで今回は、デザインと内容の工夫によって、職務経験欄を「読み手を引きつける」ものにする方法について解説します。
文章のかたまり(Walls of Text)をなくす
人は文章を一語ずつ読むわけではありません。
自分に関係のある情報を探して、**流し読み(スキャン)**しています。
長い文章のかたまりはスキャンしづらく、読み手を失います。
そのため、履歴書の文章は
- 1ブロック3行まで
- どうしても必要な場合でも4行まで
に抑えましょう。
読まれなければ、履歴書の他の要素は意味を持ちません。
「職務経験」にフォーカスする
「職務経験(Professional Experience)」「学歴(Education)」「スキル(Skills)」「ボランティア/社会活動(Community Service)」など、明確な見出しをつけて、読み手が履歴書を理解しやすい構成にしましょう。
職務経験欄が面接につながる最大の要素であるため、履歴書上部のサマリーのすぐ下に配置してください。
最初に「自分がどれだけ関連性のある人材か」を示さなければ、読み手はそれ以上時間をかけてくれません。
一貫した構成を使う
直近の職務経験は、統一された構成で提示しましょう。
- 会社名
- 会社概要
- 勤務地
- 職種・役職
- 在籍期間
- 業務内容
- 成果・インパクト
会社名と職種は左揃えにします。
流し読みしている読み手は、まずそこを探します。
欲しい情報を、努力なしで見つけられるようにすることが重要です。
読み手のニーズに合わせて成果の順番を決める
まず、その職種で求められる成果を特定しましょう。
方法としては以下が有効です。
- 求人票を分析する
- 社内関係者に話を聞く
- AIツールに質問する
そのうえで、「この人ならこの仕事で成功できる」と思わせる成果(impact)の箇条書きを作成します。
自分が重要だと思っていることはいったん脇に置きましょう。
読み手の注意を引き、維持するためには、
- 内容
- 並び順
の両方を、読み手にとって最も重要なニーズに合わせる必要があります。
余白(ホワイトスペース)を確保する
余白は、履歴書を読みやすく、理解しやすくします。
最低限、次の基準を守りましょう。
- 上下マージン:約1.9cm(3/4インチ)
- 左右マージン:約2.5cm(1インチ)
- 箇条書きの間:0.5ポイントのスペース
スペースが足りない場合は、内容を削ること。
余白をごまかして詰め込むと、読み手を失います。
ここまで「読み手」について多く述べてきましたが、実際には履歴書を見る人は評価者です。
彼らはまず見た目と構成を確認し、次に「自分たちのニーズを十分に満たしていそうか」を判断します。
関連性が分かりやすければ、彼らは立ち止まり、あなたに集中します。