英語で面接 その10 5年後、何をしていると思いますか?

Posted 23rd April 2021 • Written by Team Japan

初めて英語で面接を受けることになったらどうすればいいでしょう?

心構えから実際に話すべき内容まで、1つずつお伝えします。

 

今日は:5年後、何をしていると思いますか?

 

非常に答えにくい質問ですね。新しい仕事に就くだけでもわからないことがいっぱいなのに、5年後に何をしているかまで考えられない、と思ってしまうかもしれませんが、日本語でもこの質問を聞かれる場合もありますので、

答えを用意しておいたほうがいいでしょう。

注意したほうがいいのは、今応募している仕事とあまりにかけ離れた内容にしてしまうと、面接官に「この人はいずれ辞めるのではないか、今応募している仕事に興味がないのではないか」と思われてしまう可能性が高いので、できるだけ今応募している仕事の延長線上にある回答にするよう心がけましょう。

 

例その1

Within the next 5 years, I’d like to reach the position of Senior Business Consultant. During the time period, I would like to accomplish the following:

  • Help 20+ organizations improve their business
  • Create a personal network of highly specialized professionals
  • Learn as much as I can about optimizing and improving clients’ businesses, as well as the essentials of operating a company

 

5年後には、シニアビジネスコンサルタントになっていたいです。それまでに、下記のことを達成したいと思います。

  • 20社程度の事業会社のビジネスを成長させる
  • 専門家とのビジネスネットワークを作る
  • 顧客のビジネスを最適化・向上、また企業運営について最大限に学ぶ

 

5年後に~になりたい、そのために下記を実現させたい、というまとめ方は相手にとってもとてもわかりやすく、納得できるものです。

 

次は、そこまではっきり目標がない場合、新卒インターンの回答例です。

 

例その2

As a start, I want to learn if accounting is the right field for me. While I loved what I studied at the university, I want to see if working in the field feels the same.

If I do end up enjoying it, I’d like to specialize in either internal auditing or forensic accounting, as I really like to discover and solve problems. From what I’ve seen from your job ads, you are hiring for both, so I hope it’s going to be possible to move up from the position of an “intern” within the next few months!

 

まずは、会計の仕事が自分に合っているかを知りたいと思います。大学で会計を専攻した時は楽しかったですが、実際に仕事をしてみてどうかを知りたいと思います。

そして合っているようでしたら、内部監査や法定会計のいずれかの道に進みたいと思います。問題発見・解決がとても好きなので。御社の募集広告を見ますと、両方のポジションで採用をしているようでしたので、インターンのポジションから数か月でどちらかのポジションに進むことを希望しています。

 

未経験の仕事に応募する場合は、無理に回答をひねり出すのではなく、上記のように、「まずは自分に合っているかを知り、仕事をしてみて決めたい」と正直に答えるほうがよいでしょう。上記の回答では専門性を高めたいと説明していますが、シニアポジションにつきたいという回答もできるでしょう。

いかがでしたか?

次回をお楽しみに!