採用において人事担当者がスキル以外で見る5つのポイント
Posted 2nd February 2021 • Written by Caroline Castrillon on forbes.com • • • •
こちらは英国フォーブス誌の記事の紹介です。人事担当者がスキル以外の点でチェックするポイントとは、下記の4点だそうです。
- 熱意
- チームにフィットするか
- 面接について準備している(会社やポジションについて良く調べている、など)
- 自主的に物事に取り組む
- 学ぶ意欲がある
1つずつ見ていきましょう。
熱意スキルや経験やもちろんのこと、熱意-やる気があるかは採用マネジャーがチェックする事柄です。熱意が一番大事だと考える採用マネジャーも多く、スキルは学ぶことができても熱意は学ぶことはできないのがその理由です。
チームや会社にフィットするか
候補者が企業文化にフィットするかどうかも採用マネジャーにとっては重要な事柄です。企業価値に基づいた判断により、候補者がその会社にフィットするかどうかを見極めることになりますが、評価そのものはできるだけ客観的なものであるべきです。また、会社になじむかどうかは、特に小さな組織にとっては重要なポイントになります。例えば、ソフトウェア会社のOfficevibeは、会社のコアバリューをカードに印刷しています。面接の際には、そのカードの中から候補者に選んでもらい、どれが最も重要な価値で、その理由は何かを説明してもらうことにしています。面接官と似たような回答をすることではなく、長期的な視野でみた時、企業価値を強化できると思える答えができるかどうかで候補者を判断しています。
事前に準備している
Glassdoorの調査によると、採用マネジャーの88% が、候補者が面接に対し事前準備をしていることを重要項目に挙げています。候補者には、事業の最新情報や企業文化について、表面的ではない自分なりの理解を持っていることが求められています。
自主的に物事に取り組む
物事のスピードは日々速まっています。コロナ下で自宅で仕事をするのが主流となっている現在、自発性はとても重要な項目です。やり方が良くわからなくても自分なりに調べて解決するなどの能力が必要です。
学ぶ意欲がある
仮に業界の知識がなかったとしても、学習能力が高いと判断された場合、採用につながるケースは良くあります。Robert Halfの調査によれば、84%の採用マネジャーがトレーニングで向上させられそうな候補者を採用することに積極的であり、また62%の候補者がスキルが足りていないにもかかわらず雇用されたといいます。最新のテクノロジーを理解し、相手を感心させるような質問を面接で行えれば、面接官にこの人は伸びしろがあると判断されるでしょう。
日本でもチェックするポイントと同じなのが面白いところですが、リモートワーク下の現在、特に3番目の「自主的に物事に取り組むこと」が重視されています。物理的に誰も見ている人がいない状況下で、自分で計画を立てて期限までに仕事を遂行できることは大きなポイントとなります。面接時にこの点について具体的なエピソードを交えてアピールすることが重要です。
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