リモートワークで燃え尽きてしまわないための対策９つ
Posted 15th January 2021 • Written by People First • • • • •
ロックダウンの状況が続く中、ますます多くの人が精神的にも肉体的にも疲労を覚え、仕事に集中できなくなってきていています。経済的な不安や、コミュニケーション不足、そしてなかなかリラックスする時間がないことで、皆疲労を覚えているようです。
今行っている仕事にもう一度集中できるように、また仕事以外の時間を楽しむことができるように、気をつけるべきことなど９つをまとめました。
1. 自分が疲れ切っていることを認める
自分が疲れている、精神的に不調であることに実はなかなか気づかないものです。下記のような症状が出ていないか今一度確かめてみましょう。
慢性的な疲労
寝つきが悪い
物忘れがひどい、物事に集中できない
病気がちである
食欲がない
気分が落ち込む
怒りやすい
2. 上司と話してみる
自分が不調であることについて、人事や上司に思い切って話してみることです。ロックダウンで、多くの人々が不調に陥っていることは周知の事実となっていますので、会社側もその状態から抜け出せるように手助けをしてくれるはずです。
話をする際に、どのように話すかの計画を立て、仕事そのものは楽しめているが、おそらく少し休みを取ったほうがいいと提案するなど、自分からどのようにしたいかを用意しておくとよいでしょう。
同時に、人々とのつながりを断ち切らないようにしましょう。引きこもってしまうのは簡単ですが、それは今の状況だと逆効果になってしまいます。個人や仕事関係双方において、人々との関係を維持し、定期的な会話や連絡を行いましょう。他人の話を聞くことで、新しい観点から自分の状況を見つめなおすこともできます。
3. 休みを取る
仕事から完全に離れることは、回復への数少ない方法です。休暇を取っている人のほうが、よりストレスが少なく、病気にもなりやすいことがわかっています。
4. 仕事の魅力を再発見する
心身の疲れが回復したところで、今の仕事をもう一度見直してみましょう。今の仕事を選んだ理由、仕事で良かったと思うこと、満足したことなどを思い出してみましょう。今の仕事に満足していなかったとしても、そこから何かを学ぶことはできるはずです。
5. 自分の限界を知る
自分の限界を超えた仕事をしてしまうと当然のことながら燃え尽きてしまいます。仕事を何でも引き受ける前に少し考えてみることも必要です
6. 断ることを恐れない
必要な時には断ってもいいことを知りましょう。確かに同僚や上司に「できません」というのは難しいものです。ですが、「できます」と返事をした上で、質の低い仕事にしかならなかったり、心身を痛めてしまったりするほうが、状況をさらに難しいものにするといえないでしょうか。
7. 机を整理しましょう
お休みの間に、机や書類の整理をしましょう。単純なことですが生産性を上げることにつながります。
8. こまめな休憩をとる
自宅、オフィス、どこで働いていても、こまめに休憩をとるようにしましょう。アイデアに詰まってしまったら散歩に出るというのも1つの手です。
また一日の終わりに、その日を振り返り、下記のようなことをチェックしてみましょう。単純な事柄ですが、一日を締めくくり、明日を迎えるのには意外に役に立つものです。大げさな項目でなくてもかまいません。また感謝する相手は他人ではなく、自分ー自分がとても忍耐強かったこと、などでもよいのです。
- 今日何を達成したか
- 今日何を学んだか
- 今日何に感謝したか
9. 仕事とそれ以外の時間をごっちゃにしない
リモートワークによって、いつでもどこでも仕事ができる環境になったのは喜ばしいことです。ですが、仕事をしていない時は、仕事について考えるのをやめ、今やっていることにフォーカスしましょう。
参考記事
https://www.forbes.com/sites/williamarruda/2020/10/07/the-one-thing-thats-missing-from-your-wfh-routine-and-how-to-get-it/?sh=f1c1dbf735cb
https://www.forbes.com/sites/ashleystahl/2020/11/13/9-ways-to-recover-from-burnout-and-love-your-job-again/?sh=5520df2024a5
https://www.forbes.com/sites/markcperna/2020/10/07/building-resilience-when-youre-pandemic-fatigued/?sh=5f9933c54345